つくって壊して直して学ぶDB on Kubernetes -初夏の日の2025-

ある日、DB管理者のカトウ君は上司から無茶ぶりを受けます。 「Kubernetesに本番環境として利用できるようにPostgreSQLを立てておいてよ。データベース on Kubernetesって言うんでしょ?できるよね?」 Kubernetesにステートフルなワークロードが向かないというのは昔の話、カトウ君はOperatorを使ってデータベースを構築しました。しかし、カトウ君の元に開発者からのクレームや様々なトラブルが舞い込みます。 「アプリケーションがDBに繋がりません!」 「ノードが1台落ちたらDB全台死にました!」 「テーブルをDropしちゃったのでバックアップから戻りませんか!」 カトウ君は同じチームのDBソムリエ・コバさんとタッグを組んで、数々のトラブルに立ち向かいます。さて、二人はDB on Kubernetesを安定稼働に導くことはできるでしょうか。 もちろん答えは1つではありません。聴衆の皆さんも、Kubernetesとデータベースの両面からトラブル解決に向けて対策を一緒に考えていきましょう。

Shinya Kato / Takahiro Kobayashi

登壇者プロフィール

Shinya Kato

株式会社NTTデータグループ

Database Engineer

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PostgreSQLのコントリビューターであり、Operatorを利用したDB on Kubernetesの社内サービス構築に携わる。そこで得た経験を元に海外カンファレンスでも登壇するなど、Cloud Nativeなデータベース利用を実践する新進気鋭のエンジニア。

Takahiro Kobayashi

株式会社NTTデータ

DBソムリエ


SIerやクラウドベンダーを経て現職。25年に渡るDB経験を元に、データベースを様々なプラットフォームで動かす作業に情熱を燃やし、NewSQLやDB on Kubernetesなどのテーマで執筆や登壇活動を行う。DBソムリエを自称し、商用からOSSまでのDBに詳しい。