Kubernetes だけじゃない!Amazon ECS で実現するクラウドネイティブな GitHub Actions セルフホストランナー
スケーラブルな GitHub Actions セルフホストランナーを構築するための OSS として代表的なのが Kubernetes のカスタムコントローラーである ARC (actions/actions-runner-controller) ですが、我々は Amazon ECS をベースに独自で構築する方法を取りました。 「クラウドネイティブといえば Kubernetes」そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?本セッションでは、我々がなぜ Kubernetes 及び ARC を採用しなかったのかをチームの状況、運用保守、拡張性、エコシステムの活用の観点などで当時の意思決定を振り返り、実際に1年間運用してみて、その選択は正解だったのかをお伝えします。 また、社内に提供を開始してから改善を積み重ね、現在では1日に1万以上の Job を捌くほどになった大規模ランナーがどのように運用されているのかをお話します。グループ全体で広く利用される大規模ランナーならではの悩みや、改善に向けたアプローチも紹介します。
Yuya Koda
登壇者プロフィール
Yuya Koda
株式会社ディー・エヌ・エー
Software Engineer
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2023年9月に株式会社ディー・エヌ・エーの SWET (SoftWare Engineer in Test) チームに Join。現在は DeNA グループ全体に向けて提供している GitHub Actions self-hosted runner の運用と改善に従事している。前職は toC のメディアサービスでインフラエンジニア、プラットフォームエンジニア