Day 2(11月19日) 17:20 - 17:50 C(Boardroom)
公募 Architecture Design 初級者

持続可能なKubernetes:ジェイテクトは、廃棄予定のワークステーションからクラウドネイティブに踏み出した

IT企業ではないにもかかわらず、トヨタグループの製造業であるジェイテクトでは、社内で開発するアプリケーションが増え続けています。しかし、それらを動かすサーバーはIT部門から提供されなかったため、エンジニアのチームが自ら、廃棄予定のCAD用ワークステーションを再利用して本番のKubernetesクラスターを構築しました。マシンは古いため、故障は想定内です。それでも、Kubernetesによって高可用性を確保し、アプリケーションを止めずに動かし続けています。このオンプレミスクラスターでの実証が、全社向けの複数のアプリケーションでAWS EKSを採用し、Kubernetesを大規模に活用するきっかけとなりました。本セッションでは、製造業のジェイテクトがクラウドネイティブ技術に踏み出した経緯を、再利用ハードウェアの小さなクラスターから全社規模のKubernetesへ広げた道のりとしてお話しします。ハイパースケーラーのリソースがなくても始められること、IT企業でなくてもクラウドネイティブを活用できることをお伝えします。

スピーカー

Maxime Moreillon
Maxime Moreillon
JTEKT 主席プロフェッショナル
モレヨン・マキシムは、ジェイテクト(トヨタグループ)で主席プロフェッショナルを務める、名古屋在住のスイス国籍のエンジニアです。10年間で、同社の中核となるWebアプリケーションの技術スタックの選定から、クラウドネイティブ基盤、開発者向けプラットフォーム、ノーコードAIプラットフォームの構築まで、ゼロから手がけてきました。Git、Kubernetes、CI/CDを全社に導入するために「ソフトウェアからくり」を提唱し、のちにジェイテクトが商標登録しました。スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で機械工学(メカトロニクス)の修士号を取得しています。

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